自律神経失調症は何科を受診すればいいの?
大切なのは、自律神経のバランスが崩れた、うまくコントロールできない“原因”が何か?が大切です。
自律神経失調症とは、不定愁訴症候群とも呼ばれるように、実にいろんな苦痛を訴え、「どうも調子が悪い」という漠然とした不定の症状の事で、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のコントロールバランスが崩れた場合に起こる症状の総称です。
ということは、不調の原因が病気ではないことが判明したものの、明らかな原因は不明のまま、自律神経のコントロールがうまくいっておらず、症状が出ているであろうと予測される状態ですので、自律神経失調症という診断が出た時点で、改めて病院への受診が適切かは疑問が残ります。しかし、症状を抑える対処は、何らかの形でしてもらえるはずですので、一時しのぎでも症状を緩和・抑制したい場合は受診も良いかと思われます。
そもそも、病気なのか自律神経失調症なのか自分では判断できない(確認できていない)状態であれば、まずは内科か総合診療内科あたりの受診が無難です。病気からくる症状が疑われる場合、適切な科を案内してもらえるはずです。
大切なのは、自律神経のバランスが崩れた、うまくコントロールできない“原因”が何か?が大切です。
大抵は、生活環境から由来した生活習慣によって引き起こされる方が多いですが、当店にお見えになるお客様ですと、生活習慣によって生理的弯曲(背中のS字カーブ)が消失している方がほとんどです。
頸椎(首)や胸椎(背中)の生理的弯曲(S字カーブ)が消失すると、頸椎(首)や胸椎(背中)周りの神経に圧迫などの障害が加わり、脳からの命令がうまく伝わらず変調をきたします。
たとえば、食事の際、脳からは胃酸分泌の命令が胃へ出されますが、命令が必要量よりも少なく伝わってしまえば消化不良となり“胃もたれ”という症状が、命令が必要量よりも多く伝わってしまえば胃酸過多となり“キリキリした胃痛”という症状が出ます。
もし、いまいち原因や解決策が分からない場合は、一度、姿勢の検査をお勧めします。
姿勢が悪くなっており、生理的弯曲(S字カーブ)が崩れていた場合、自律神経のコントロールに影響を与えるからです。
なるべく、薬に頼りたくない方は是非ご相談・お問い合わせください。
姿勢専科 KCSセンター四日市
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