自律神経のトラブル、姿勢の歪みが原因?
姿勢、特に頸椎(首)の歪みが原因で起こっている可能性が多くあります。
やる気がしない、集中できない、すぐ落ち込んでしまう、イライラする…などの不調は、うつ症状や自律神経の不調と言われたりしますが、その症状がある方は、食欲不振、体がだるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、動悸、胃の不快感、めまいなども同時に身体に現れてきます。
病院に行くと、自律神経失調症と診断されることも多いですが、自律神経失調症とは、不定愁訴症候群とも呼ばれるように、実にいろんな苦痛を訴え、「どうも調子が悪い」という漠然とした不定の症状の事で、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のコントロールバランスが崩れた場合に起こる症状の総称です。
ということは、不調の原因が病気ではないことが判明したものの、明らかな原因は不明のまま、自律神経のコントロールがうまくいっておらず、症状が出ているであろうと予測される状態ですので、自律神経失調症という診断が出た時点で病院への受診が適切かは疑問が残ります。
また、出る症状や不調が似ているため、うつ病と診断されることも多くあるようです。
自律神経失調症やうつ病と診断を受けた方の姿勢を分析すると、頸椎(首)が前に出ている方が非常に多いです。
頸椎(首)が前方に歪むと、脛骨動脈などを圧迫するため、脳への血流量が減り、めまいや頭痛を起こしやすくなります。
また、首の筋肉も緊張し筋肉の血流も悪くなるため、首や肩がこります。
自律神経失調症やうつ病が原因だと思っていた身体の様々な症状は、身体の歪み、特に頸椎(首)の歪み(生理的弯曲の消失)が原因で起こっている可能性が大いにあります。
身体と心のバランスは大きく関わっています。
大切なのは、自律神経のバランスが崩れた、うまくコントロールできない“原因”が何か?が大切です。
もし、いまいち原因や解決策が分からない場合は、一度、姿勢の検査をお勧めします。
姿勢が悪くなっており、生理的弯曲(S字カーブ)が崩れていた場合、自律神経のコントロールに影響を与えるからです。
なるべく、薬に頼りたくない方は是非ご相談・お問い合わせください。
姿勢専科 KCSセンター四日市
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