20代の頃から慢性的な肩こりです。どうしたら症状が和らぎますか?
ストレッチなどで肩の筋肉をほぐしましょう。普段から姿勢に気をつけることも大切です。
意外と多い、20代からの肩こり
肩こりの原因は、同じ姿勢を長く続けていたり、緊張した状態が続いて肩に力が入ってしまうなど、肩の筋肉がこわばってしまうことにあります。そのため、年齢を問わず肩こりに悩む人は多く、20代でも40%以上の人が健康上の悩みに肩こりをあげています。また、最近ではパソコンやスマホを使う時間が増えるなど、首に負担がかかる姿勢で過ごすことが多くなっているのも、肩こりに悩む人が増えている要因でしょう。この肩こりを軽減するためには、どうすればよいのでしょうか。
姿勢に気をつけて
肩こりが辛い場合は、普段の姿勢に問題がないかをまず考えてみましょう。デスクワークや勉強で座っていることが多く、画面やノートなどを長時間見ている生活ではないでしょうか?また、スマホ首が問題になっているように、うつむいてスマホを覗く姿勢で長時間過ごすのも、肩こりの原因になります。仕事や勉強で同じ姿勢を撮り続けるのは仕方がないですが、背筋が曲がっていると首に余計な負担がかかって肩こりがひどくなってしまうので、できるだけ姿勢を良く保つように心がけましょう。スマホやタブレットを使う時は、ずっとうつむくのではなく、スマホなどを目線の高さに持ち上げるなど、首に負担がかからないように注意しましょう。
ストレッチなどの運動を
血行が悪くなると、肩こりはひどくなってしまいます。そのため、体を動かすことで血行を促進すれば、肩こりの軽減につながるのです。もちろん、跳んだり走ったりといったハードな運動をする必要はありません。一駅長くウォーキングをしたり、エスカレーターではなく階段をつかってみたりといった、ちょっとした運動でよいので、日々の生活に取り入れてみましょう。また、背伸びをしたり、肘をつかんで腕を交差するなど、ちょっとしたストレッチをするのもおすすめです。
体を温める
体が冷えると、血行が悪くなり、筋肉は凝り固まってしまいます。これも肩こりの原因のひとつ。体を温めることで、血行を促進して、筋肉のコリをほぐしましょう。カイロや蒸しタオルなどで肩を温めるのもよいですし、お風呂でゆっくり半身浴をするのも体が温まります。リラックスすることで筋肉も緩みますので、のんびりお風呂に入るとよいでしょう。
まとめ
20代から肩こりに悩まされる人は決して少なくありません。その場合は、普段の姿勢が首や肩に負担のかかるものになっていないかを見直し、日々の生活にストレッチや軽い運動を取り入れてみましょう。お風呂やカイロなどで体を温めるのも有効です。