子どもが受け口なのですが、姿勢と関係ありますか?
はい。頭が前方に変位する姿勢により、受け口になりやすいです。
受け口も、実は姿勢が関係しています。
生活習慣の中で、座っている時間が子どもでも長く、下を向くことが多いので、頭が前に倒れてきます。
頭が前方に変位する姿勢により、バランスを取るためにあごを出すようになるので、受け口になりやすくなります。
そのため、あごの部分だけに意識がとらわれ、あごだけ直そうとすると、姿勢バランスが原因の場合は受け口が良くならないばかりか、かえって姿勢バランスが悪くなり、他の不調が出てくるなど悪化することもあります。
特に、ベルトなどの矯正器具を使うと不調が出やすくなります。
矯正器具は不快感が出ることが多い上、ただでさえ見た目など気にする年頃なのに、他のところにも不調が出ると、頑張るモチベーションを維持するのは困難です。
部分的なあごの矯正も必要なことはありますが、そもそも姿勢バランスの変化により受け口になっていないか、姿勢バランスのチェックすることをお勧めします。
何が一番の原因か見当をつけることが大切です。
姿勢の事は私たちにお任せくださいね。